経絡治療ってなに?

前回は西洋医学的な鍼灸についてご説明しました。西洋医学的な鍼灸って?
また、
現在日本の鍼灸師の半数以上が、西洋医学的な考えをベースに治療をされているのではないか
とも書きました。

今回は 東洋医学的な 経絡治療(けいらくちりょう)
についてご説明します。

東洋医学の不思議ワールドに突入するので、
鍼灸なんて信じない!
という方も 頭の中をカラッポにして読んでいただきたいです(笑)

まず、体には手、足にそれぞれ陰、陽の3種類づつ、合計12種類の気血の通り道があります。
(気血は人が生きていくためになくてはならない存在で、気血が滞りなく身体中をめぐることで
ひとが元気に生活できるんですね)
この12の気血の通り道を経絡と呼びます。

また、経絡は内蔵とも密接な関連があります。なので、
12の経絡ひとつひとつに12ある臓腑の名前が振り分けられています。
(手の太陰経 や 足の陽明経 みたいなかんじです)
この経絡の通り道に所々存在するのが穴(ツボ)です!

電車の線路が経絡で、駅が穴(ツボ)ってかんじです。

病気になったり、痛みがでたりすると
12ある経絡のバランスがおかしくなります。
これを特定の穴に施術することによって、正しいバランスに戻します。
12の経絡のバランスを正しくすると、
結果として病気が治ったり、痛みがとれたりするわけです。

経絡治療のミソは、病気や痛みに注目しすぎないこと!
あくまで12の経絡のバランスを整えることを意識しているので、
訴えていた症状以外の嬉しい副効用があったりします。
腰痛で通っていたのに、肩こりがとれて冷え症がよくなった。
なんてよくある話です。

この概念が、
病気になる前の未病に効く とか
根本治療 『体質改善
なんて言われている由来です。